よち

 

 

S&P500の長期平均を求めたように、他の指数の長期平均を求められるでしょうか。

 

では、人気のNasdaq100で。

 

 

割と上手くいきます。

しかし乖離率の幅が大きすぎて、それを手掛りに売買ルールを設けるのは

難しいかもしれません。

ドットコムバブル時は外れ値として無視するか、あるいは・・・

 

 

S&P500の乖離率を用いた売買ルールをそのまま流用するか。

変動幅は違いますが、売買タイミングはほぼ同じと見て良さそうです。

となるとアレにも使えるでしょうが、ご利用は計画的に。

 

 

計画を立てる前に

 

 

S&P500の過去の高値安値を結ぶと、上限下限のなんとなくの目算が付きそうです。

今の水準はアップサイドより、ダウンサイドのリスク方が大きいので

中長期目線でも、買い場というほど魅力的な水準ではありません。

 

対数チャートも使いようがありました。

以前、眺めてても何の御利益もないと言いましたが、些か言い過ぎでした。

 

 

また、「bubble」の水準まで到達すると、数年かけて「bottom」まで大幅な下落に

見舞われるようです。

 

高値から安値までの下落率を見ると

 

 

1937年3月から1942年4月まで 約-60%

2000年4月から2009年3月まで 約-55%

 

2032年1月にbottomに到達すると仮定すると、2022年1月の最高値から10年間で

43%下落すると想定されます。

到達時の株価は約2750、2023年1月24日現在の株価から約32%の下落余地があります。

 

2750というと、2018年初辺りの株価。

その頃から積立を始めた人は、10年後に含み益を全て吐き出す可能性がある

ということになります。

飽くまで可能性の話ではありますが、下落のスピードがもっと早ければ

下落幅も、もっと大きなものになる可能性もあるわけです。