犬も食わない冷めたチキン

 

 

 

FOMC冷や水を浴びせられた飯を温め直して迎えるしみったれたクリスマス。

箸も進まず戻り売りの週末から、最終取引日も続落し来年の相場展望に暗い影を落とす。

 

S&P 500 (^GSPC) *4時間足

 

典型的な戻り売りで上値切り下げパターン。

12/30は寄り底から急回復はしたものの100MAの抵抗を受けて再度下落基調。

最終日もプラスで始まったが結局陰転。

恐らく200MAまで下がると思われる。

 

 

Bitcoin USD (BTC-USD) *月足

 

予てから指摘している通り、月足キャンドルが「大陽線 ⇒ コマ足 ⇒ 大陰線」という過去の崩落パターンを見事に擦っている。

来月の値動きが楽しみである。

 

 

また、過去記事の再掲となるが

 

2021年の記憶を辿ると、真っ先に最高値を付けたのがBTCで11月10日。

Nasdaq100は11月22日、S&P500は2022年1月4日。

BTCを先行指標に株式市場の崩落の予兆を先取り出来るかも知れない。

 

ちなみにBTCが明確にトレンドラインを割ったのは2022年最初の週。

※ 週足50MAがトレンドラインだった

 

「明確に」トレンドラインを割ったのは2022年最初の週だが、その前に下髭でブレイクしていたのも事実である。

 

Bitcoin USD (BTC-USD) *週足

 

そして、Nasdaq100が下値支持を割ったのは2022年1月半ば。

 

Nasdaq 100 Mar 25 (NQ=F) *週足

 

 

2024年現在の状況は

BTC最高値が12月17日、Nasdaq100が12月16日、S&P500が12月6日。

2年前とは状況が違うが、BTCの動向は優先的に押さえておきたい。

 

 

自社株買いは、ここ15年で最低水準。

そんな中、株を買いたがるのはどういった人々だろうか。