チャートで占うNvidiaの将来株価

 

 

 

6/21はMSQ(トリプルウィッチング)だったこともあり、前日20日にNVDAは140ドル

Nasdaq100は20000、S&P500は5500という心理的節目到達で反落しました。

 

6/20

6/21

 

現時点での下落幅は大したことはないですが、来週以降の動きには少し警戒した方が良

いかもしれません。

 

NVDAのオプションの建玉を見ても、下目線への転換が伺えます。

NVIDIA Corporation (NVDA)

チャート的にも短期的な天井サインが見られ、95~96ドル辺りの窓を閉めに行くような

気配が感じられます。

 

最近、CEOが結構な量の持ち株を売却したようです。

 

Insider Trading Activity - HUANG JEN HSUN

 

 

次にチャート占いにてもう少し長期の展望を窺ってみましょう。

以下のチャートは2009年からのチャートを対数表示にしたものです。

破線は年間35.8%の株価成長を想定した成長線です。

(参考までに、株価は2009~2021年で34.8%、2009~2024年現在では39%年平均で上昇しています。)

 

これを通常のチャートにするとこのようになります。

* weekly data の終値を採用

 

更に上昇するかもしれませんが、向こう数年の成長を先取りしてしまっているように見

受けられます。

平均回帰した場合は半値以下になる可能性もあるので、これから投資を考えている方は

少し冷静になった方が良いかもしれません。

 

時価総額世界一と同時に天井を打つというのは”ストーリーとしては”よく出来た話です。

 

 

そんなタイミングでNVDUを取扱開始する日本の証券会社。

 

持続不可能なAI主導の融資ブーム

AIブームの個人投資家側では、貸し借りが急速に進んでいます。

「FINRAによると、4月末の信用負債残高は7,755億ドルでした。

これは前年同期比23%増で、2023年のGDPの2.8%に相当し、1990年代後半 dot.comバブル期

に記録されたGDP調整後の数値とほぼ一致する。

貸し借りが成功するかどうかは、AIブームの強さにかかっています。

今のところ、AIチップの需要は尽きないようです。

同時に、大手テクノロジー企業やスタートアップ企業は、AIの基盤となるコンピューティング

パワーのコストを正当化するのに十分な収益をAIから生み出せていないようです。