Russell 2000の憂鬱

 

 

経済指標ラッシュ

🌕まず月曜、ISM新規受注弱い、景気指数弱い

金利低下~からの

株高~ならず

ついでにGDPNowも大幅下振れ

 

結局場中で回復するんだけどDowは弱い、金利下がれば助かるはずのRussellも不振

ついに景気後退警戒モードか

 

🔥続いて火曜、楽観指数もJOLTも大幅下振れ

またも金利低下~からの

Russellだけ大幅続落

もう景気ダメなんじゃね?

 

💧水曜、ADPの雇用は弱いけど、ISM非製造業景況感は9カ月ぶりに上昇

金利は一瞬急騰するも結局低下

で、株価は大幅上昇で高値更新(Dowは除く)

毎度毎度の良いとこ取り相場

 

ラスト金曜、曰く付きのBLSの雇用統計は、雇用者数も賃金も上振れ

当然金利は⇧(下髭は失業率4%に反応した?)

おまけに前回大幅下振れのGDPNowが大幅回復

一週間足らずで何があったのか

 

今週のRussellは踏んだり蹴ったり

 

株高継続は期待出来るか

来週はFOMC金利は据え置きだろうがドットチャートが焦点になるだろう

 

Nasdaq 100 Jun 24 (NQ=F) *四時間足


MACDは何となく売り転換っぽいけど、移動平均線は一応パーフェクトオーダー

日本はSQ週だが、なんらかの動きが出るのか

 

日経平均は39000を超えられずウダウダ

 

GDPNowに関する疑問

 

多くの場合、GDPNowのナウキャストは、悪いデータでは増加し、良いデータでは低下します。

これは、ナウキャストがデータ自体ではなく、モデルが期待した内容と受信データによって

変更されるためです。

貿易赤字は先月の-694億ドルから今月は-746億ドルに拡大した。

しかし、GDPNowは0.2%ポイント上昇したが、これはモデルが悪化を予想していたからだ。

Q:なぜモデルはもっと悪いと予想したのですか?

A:事前取引の数字に過剰に反応したためでしょう。

GDPNowの反応を推定するには、データだけを見るのではなく、モデルが何を期待しているか

について、知識に基づいた推測を行う必要があります。

 

景気後退確率は高まっているようなので、いつまでも楽観に浸っていない方が良さそう

 

第1四半期GDPは下方修正、第4四半期のGDIは大幅下方修正

https://i0.wp.com/mishtalk.com/wp-content/uploads/2024/05/Real-GDP-Real-Final-Sales-Real-GDI-2024-Q1-Second-Estimate.png?resize=1024%2C672&quality=80&ssl=1

2022年後半から2023年にかけて景気後退を回避した大きな理由は

驚くほど減税だったことに留意してください

https://i0.wp.com/mishtalk.com/wp-content/uploads/2024/01/Change-in-Personal-Current-Taxes-2023-12.png?resize=1024%2C640&quality=80&ssl=1

A Second-Quarter Recession This Year Looks Increasingly Likely – MishTalk

 

4月のリボルビングクレジットプリント、つまりクレジットカードの借金は

-0.5億ドルで、先月の17億ドルに続き、コロナ禍以来のマイナスとなった。

コビド・クラッシュ前の6年間、米国ではわずか5ヶ月のマイナスを記録しており

すべてが経済の大きな落ち込みに先行する傾向があった

https://cms.zerohedge.com/s3/files/inline-images/credit%20card%20debt.jpg?itok=llI3rSTg

Shock Decline In Credit Card Debt Is First Since Covid Crash, As Card APRs Hit New All Time High | ZeroHedge