日本株
相変わらずSQに向けておもちゃにされる日本株。
想定してはいたけど、毎度馬鹿々々しい上へ下への空騒ぎ。
日銀、GPIF、自社株買いで浮動株も薄くなっているだろうから動かし易いのだろう。
Nikkei/Yen Futures,Sep-2024 (NIY=F) *一時間足
既にトレンドラインは下抜けてしまっているので、来週は400円ぐらいは戻すだろうが
30MA、50MAに上値抑えられて反落する公算が大きい。
※下落時の出来高にも注意
繰り返しになるが、中期的には下目線なので目先の上げ下げはどうでも良い。
天井ライン到達後は、半年から一年かけて平均回帰するのが過去見られたパターン。
2025年2月で34500、2025年8月で36000辺り。
2015年前後の相場のように天井圏を突き抜けて展開することも想定されるが、2015年後
半から始まる中国景気懸念の煽りを受けて平均水準まで下落している。
この間が約一年なので、今から約一年後の2025年8月に36000の想定は崩れない。
米国株
成長期待とゴルディロックスムードに乗じて上値追いチキンレースに明け暮れる世界の
安全資産も大概である。
7/11のCPIは、市場予測を下振れ。
米CPIは広範囲に鈍化、総合指数が低下-利下げの論拠強まる - Bloomberg
インフレ鈍化で長期金利は低下、当然株高と思いきや大型ハイテク偏重の修正に終わる。
翌7/12のPPIは市場予測を上振れるも、市場は意に介さず上昇。
米PPI、6月は予想を若干上回る伸び-利幅拡大が影響 - Bloomberg
【 再掲 】中小企業支払い価格指数の先行性よりインフレ再燃の兆候有り。
その通りになっている。
今回は原油価格下落の所為で低く出たCPIだが、来月以降上昇に転じるかもしれない。
しかし Nasdaq100 は日経平均同様、下落時に出来高が急増している。
NASDAQ 100 (^NDX)
S&P500、Dowは場中に最高値更新するが、引け味は良くない。
S&P 500 (^GSPC)
Dow Jones Industrial Average (^DJI)
以下は4月の調整前に挙げた記事の再掲だが、現在の週足RSIは78である。
S&P 500 (^GSPC) *週足
2017年以降、週足RSIが79を超えたのは2回。
いずれも程なく大幅な調整を迎えている。