(今のところは)大丈夫だ、問題ない。
結局、利上げ停止はお預けということで、本格的に何かが壊れるまで引き締めモード
は続くようです。
今でもS&P500は週足100MA辺り(株価で言うと4200ぐらい)まで行くと思っているの
ですが、難しいでしょうか。
月足のストキャスを見る限りまだ上値を追う勢いがありそうなのですが。
ただ、Dow指数のストキャスはすでにダウントレンドに。
Dowはオールドエコノミーの比率が高いのですが、特に近頃不穏な金融セクターが
重しのようです。
月足100MAに一番乗りはこのセクターでしょうか。
Financial Select Sector SPDR Fund(XLF)
S&P500は時価総額加重平均の指数ですが、等加重のRSPというETFの方は、既にダウ
ントレンドに入りつつあります。
Invesco S&P 500 Equal Weight ETF (RSP)
時価総額の大きいアップルとかマイクロソフトなんかが、なんとかS&P500を引っ張り
上げているだけということです。
ダウントレンド=暴落ではありませんが、下値不安を抱えながら上昇の望みのない
指数をホールドする意味は限りなく薄いと思います。
ただ、暴落の前には妙な楽観が台頭してくるものなので、今みたいな中途半端な悲観
ムードの中では暴落にはまだ時期尚早かもしれません。
ここ最近、「売るな」とか「耐えろ」といったタイトルをYoutubeで見かける機会が
増えましたが、瘦せ我慢する前にリバランスぐらい憶えた方がいいと思います。
そういうマッチョスタイルのシバキ系投資系Youtuberが台頭するのも、山崎元氏ほど
の影響力のある人が、株式インデックス一本のバーサーカー投資を提唱していたりする
ので無理もないでしょうが。
私以外にも近頃の山崎氏の言説に違和感を持った人がいたようです。
面倒なのか、リスクを軽視しリターンばかり着目してるような人は口で説明するより
自身の投資戦略の甘さを身をもって味わった方が早いと思っているのか分かりませんが。
バーサーカー投資家がいてもいいと思いますが、リジェネかけたぐらいじゃ辛いので
ボーンメイルぐらい欲しいところですが、そんなメンタルを持った人は稀有でしょう。
あんま関係ないですが、FF5でやり込みなんかが好きな人は投資戦略練るのも上手そう
ですね。