セプテンバーよろしく

アグレッシブよろしく 予見通り上昇は一服はしましたが、VIXも低位で下落幅も限定的、再度上昇トレンド転換 を匂わせる様相も見られましたが、例のアレにやられてここ数日分の上昇を吐き出して 週を終える流れに。 例年鬼門とされる9月、特にSQ明けの月後半…

雑感 2308

週足でベアリッシュリバーサル確定、5MAも下に切ってしまったので 短期的には下落トレンド転換の恐れ有り。 過去の値動きを見る限りでは、30MAでは止まってくれなさそうですね。 50MA辺りで止まってくれれば、去年の10月からのトレンドラインを崩さずに済む…

あなたの期待リターンはどこから?

期待と楽観で突っ走って来た相場ですが、現実に引き戻される決算シーズンで どれだけ持ち堪えられるでしょうか。 バリュエーションの伸びきった、味のしないガムみたいな今の株式相場については 特に語ることもないので、また山崎氏頼りのネタを一つ。 山崎…

論理的な正しさと心中出来るか

山崎氏の記事がホッテントリ入りしていたので再言及を。 media.rakuten-sec.net 前回、私が山崎氏提唱の平均投資に対して「知的でスマートという印象を付与しよう と試みるのは苦しい」と書いたのをまるで見たかのように、今度は他を愚図だのクズだ の蔑むよ…

フラグ

時期はちょっとズレてしまいましたが、S&P500は4200をオーバーシュートして強気 相場とやらに突入ということで、機関投資家はショートポジション解除し、個人投資家 はやたら強気に、とここまでは予想通り。 去年の年初から1年以上に渡り機会損失に喘いでい…

山崎元氏の提唱する「平均投資」について

数か月前に山崎元氏の記事に言及しましたが、それに関するアンサーのような記事が いくつか掲載されていたので、ざっくり触れてみたいと思います。 まず一つ目は media.rakuten-sec.net より 「平均投資有利の原則」と題して、近年投資対象を全世界株式イン…

まだ

気が早かった 米国の利上げ停止観測を契機に全世界的に株高で。 余計なこと気にせずオプションの建玉通り、素直に32000超を目指してトレードすれば 良かったんですね。 特にここ最近はピボットポイントに従順な動き。 日経先物 4時間足 来週末はメジャーSQな…

日経平均の様子が・・・

日経平均が5日移動平均線を割りました それ自体は数日前に既に起こったことで、その後も最高値更新しているので まだまだいけそうなチャートに見えますが・・・ 先物のチャートも見てみると Nikkei/Yen Futures,Jun-2023 (NIY=F) 1時間足 5月10日以降、200MAを…

4200届かず?

S&P500は4200まで行くと思っていた(←こだわる)けど、いまいち騰勢奮わず。 先週は久しぶりに週足5MAの下で終了、stochasticsも下降気味なのでこのまま 到達しないままトレンド転換かもしれません。 第三週の金曜はSQなので、その辺りで上髭ギリタッチある…

GAFAMが衰退した世界

楽観が戻ってきた 前回、S&P500は4200ぐらいまでは行きそうだ、という話をしましたが、概ねその ようになってきました。 S&P500 週足チャート しかしstochasticsも相当高い位置にあるので、日柄的にもそろそろ上昇は一服して 5~6月は下を試す展開になりそう…

そんな投資で大丈夫か?

(今のところは)大丈夫だ、問題ない。 結局、利上げ停止はお預けということで、本格的に何かが壊れるまで引き締めモード は続くようです。 今でもS&P500は週足100MA辺り(株価で言うと4200ぐらい)まで行くと思っているの ですが、難しいでしょうか。 月足…

日足見て昇竜余裕?

市場は混乱気味ですが、最近ビットコインが妙に強いです。 金利上昇下ではズタボロで「誰だよこいつをデジタルゴールドって言った奴は」 「よーえーな、まじインフレヘッジとか言ってまじで」「そういうゲームじゃねえから これ」などと散々な言われようでし…

市場は個人の事情など汲み取っちゃくれない

少し悪し様に論じ過ぎたきらいがあるので 前回、山崎元氏の記事に託けて否定的なこと書きましたが、山崎氏本人も 新NISAをどのように使うのが「正しい」かについて述べる としか言ってないので、あれは反論ではなく、もし山崎氏の記事を「投資法として の最…

負けてなくても負け犬の気分になることもあるよという話

気休めの対価 S&P500の過去90年分のデータを用いてドルコストと一括の運用益を比較します。 運用期間は20年。 ドルコストの方は毎週買付。 為替・配当・各種手数料は考慮せず。 ほぼ全期間でドルコストは一括投資より劣っています。 勝っているのは72期間中2…

安く仕込んだつもりが損になる

etaoinshrdlu.hatenablog.com の続き 月次データを用いてシミュレート 前回は週毎の買付ルーチンでしたが、今回は月毎です。 期間や買付ルールは前回と基本的には同じ。 買付額は毎月末に650ドルずつ。 ドルコスト 期間 元本 総資産 利益率 年平均 1990-2009…

よち

S&P500の長期平均を求めたように、他の指数の長期平均を求められるでしょうか。 では、人気のNasdaq100で。 割と上手くいきます。 しかし乖離率の幅が大きすぎて、それを手掛りに売買ルールを設けるのは 難しいかもしれません。 ドットコムバブル時は外れ値…

より強い積立運用を考える

ドルコスト平均法の実力を見る 実際に運用シミュレーションをしてみます。 直近10年のチャートを使って「ほら米株投資ってこんなにすごいんです」みたいな 優良誤認じみた試算は無価値なので、もっとガタガタな時のデータでやります。 期間を3年ずつズラして…

「稲妻が輝く瞬間」は布団かぶって寝てた方がいい

etaoinshrdlu.hatenablog.com の続き。 もう少し踏み込んでデータをとってみました。 検証期間は1932~2022年。 前日比で急騰した上位20のデータとその前後n日の株価。 順位 前日比 30日前株価 30日後株価 60日後株価 300日後株価 3000日後株価 1 13.53% 6.…

買い場と言えるほどの暴落の目安は?

暴落の有無に関係なく長期的には常に買い場ですが 下落相場が続くと「買い場だ」といった声を見掛ける機会が増えます。 過日、「暴落=買い場」とは限らないという話をしたのでその補足的記事を ということで、本当に買い場と言えるほどの暴落の水準を、その…

「稲妻が輝く瞬間」は家に籠っていた方がいい

稲妻の近くにいたら危ないんじゃないの 私は読んだことがないので又聞きなのですが、「敗者のゲーム」とかいう本 に「稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせなければならない」という一節がある そうです。 どういう意味かというと、「最大の上昇相場を逃さないよ…

Average 6.65 について

私が相場の過熱感を測る基準として用いている長期の平均線「Average 6.65」 について一応説明を。 算出法 S&P 500 (^GSPC)の1932年1月1日の終値「8.22」を始点に毎週「1.001239」を乗じる 一年を52週として考え、52乗すると1.0665(≒年間6.65%成長)になる…

リスクの低い老後の運用はあるのか

あるのなら私も知りたいんだが 私は老いた身でリスク資産抱える不安に晒されたくないのです。 なので基本的には老後の運用には消極的なのですが、それでもやるだろうし 同じように考えている人がいるでしょうから何かしらの手を考えたい。 老後の運用につい…

平均の平均

2023年の投資展望とかどうでもいい ということで、向こう数年の展望について。 少なくとも、もう20%は下げないと強気にはなれないですね。 以上。 それだけではなんなので、ゲームとしての投資について少し。 〇者のゲーム? 市場平均(インデックス)に勝…

ねんまつつまんね?

クリスマスラリーは期待できなさそう? 何か書こうと思ってるんですけど、あんま気乗りしないんで 普段あんまりやらない相場予測でお茶を濁したり。 今年の相場はチャートが素直で読みやすかったですね。 直近も週足200MAで反発して、50MA に頭叩かれて下落…

予期していた通り

50MA辺りまで下がってきました。 私は少なくとも100MA辺りまで下がらないと買いたくないですけどね。 「いつ」「いくら」まで下がるか予想するなんて無駄なのでやりません。 移動平均線との位置関係を見ながら売買すれば良いだけなので。

リスクなんて許容しないに越したこっちゃない

リスク許容度? しばしば見かけるこの単語、ボラタイルな投資商品を購入している層が 好んで使っているイメージがありますが、その言葉が意味するところについて 少し考えてみたいと思います。 これと似た言葉に「リスク選好」というものがあります。 投資に…

で、結局のところ

長期投資はギャンブルなの? その答えについては、私なんぞが四の五の言ったところで説得力がないので さっさと山崎元氏のコラムを引用します。 個人投資家が知るべき、積立投資11の心得 この中で山崎氏ははっきりと 投資はあくまでもその時その時に行う本人…

てえすう

資産運用するにあたって、チャートを対数表示で見ることの意義が いまいち分からないんですよね。 対数チャート拝んでると、もし30%超級の暴落食らっても資産減耗が マイルドになる御利益があったりするんですかね? ないんならリスクを過小評価するデメリ…

米国株価指数マグカップ

骨しゃぶり氏が米国株価指数マグカップとやらを作ってたので 私も真似して作ってみようかな。 名付けて「米国株価指数マグカップ(年足・移動平均付き)」 ※ストキャスより移動平均乖離率の方が分かりやすいので画像差し替えました。 その乖離率の数値ですが…

「投資タイミングなんて誰も分からない」という気休め

何につけても、「まず疑う」こと 前回はドルコスト平均法を腐しましたが、別にドルコスト平均法自体が ダメというわけではないです。 高値掴みリスクを排除しようとしないドルコスト平均法はナマクラだ ということです。 どれだけ割高かは、前回お見せした移…